動画トレーニングを全店舗に即時に展開。自動翻訳機能で外国人スタッフへの情報伝達を可能に
株式会社グルメ杵屋レストラン様は全国に約440店舗の飲食店を展開されており、
その中でsoeasy buddyを店舗スタッフの皆様へのトレーニング配信や、
店舗内・店舗間の情報共有にお使いになっています。
今回、soeasy buddyの運用を担当されているCS推進部の山口様に、
soeasy buddy導入の背景、活用方法、効果についてお聞きしました。
株式会社グルメ杵屋レストラン CS推進部 山口様
弊社では、現場のスタッフへの教育方法として、動画の活用を進めてきました。特に首都圏では、外国人スタッフの方も多いのですが、言葉や写真だけで業務内容を伝えることが難しいという課題が有りました。
しかし動画であれば見るだけで直感的に伝えることが出来ます。
しかし、せっかく作ったは良いものの、各店舗に効率的に配信する仕組みが無かったのです。
soeay buddyを導入する前は、動画をUSBメモリに入れて、担当者が全国の店舗に運ぶと言う非効率的なやり方をしていました。
動画トレーニングを全国の店舗に手軽かつスピード感を持って展開する方法を模索していたのです。
導入を検討していたときには、既に社内に大量の動画トレーニングが貯まっていました。
導入検討の際には、soeasy buddy以外にもいくつかのツールを比較検討したのですが、他のツールの場合、アップロードできる動画数や、一本の動画の⻑さで制限をかけており、既に撮り貯めていた弊社の動画を上げきることが難しかった。
その点、soeasy buddyはアップロードできる動画の数に制限はなく、一本当たりの容量が3GBという制限のみでしたので、⻑い時間のものも含めてこれまでの動画トレーニングを全てアップロードすることが出来ましたし、これから新しい動画トレーニングを作って上げていくことも出来、弊社のニーズに合致していました。
導入は新しい試みであり、テスト導入の段階で、どのようにsoeasy buddyを使うのかはっきりとした方針が立っていませんでした。また、作業が増えるだけじゃないのかなどの不安の声もありました。
この問題を解消するためにsoeasy buddyの担当の方が丁寧にサポートしてくれたことも、決め手になりました。
担当の方が、使い方を企画しながら一緒に進めていただいたことで、弊社にあった使い方というものが明確化されて、soeasy buddyの効果をはっきりと実感できるようになりました。
まずは、動画トレーニングの配信という形で活用しています。
特に、衛生の基礎や休憩所の場所、倉庫の場所、パスワードの設定方法など、必ず教えなければいけないことは、動画しておくことで、「見ておいてね」ですみます。
そもそも動画にすることで、教える手間が減りますし、撮れば撮るほどそれが加速して、楽になっていっていると感じます。
また、しっかりとした動画を撮ることで、人が教えていた時に起こっていた教え忘れたりすることが防げるので、その点でも優れています。
soeasy buddyは、現場のみんなのいいところをどんどん投稿しあって、互いに高め合うという思想で作られていますが、そういった意味でも現場の投稿が始まっています。
具体的には、これまで紙のノートを使っていた、店舗内の連絡事項をsoeasy buddyでの共有にするように切り替えています。業務連絡も動画や写真で共有することが出来、わかりやすい上に使いやすいと評判が良いです。
日々の連絡事項や、現場の出来事を受けての業務フローの変更、この割引券今日までなので間違って明日以降受け取らないようにしましょう、といった内容なのですが、言葉で説明するよりも写真や動画で取って投稿する方が早くて分かりやすい。
また投稿のコメント欄も便利で、簡単な質問であれば、そこで済ませてしまうことが出来ます。
また、おすすめのツールの共有など、店舗間の情報共有も自然と生まれて来ています。
本部から現場への情報共有にもsoeasy buddyを活用しています。
今までこういった情報は、部⻑→地区⻑→店⻑といろいろな人を引き継いで現場に伝えていました。しかし、その様な形態だと、間の人たちがいいように情報を解釈し正確に伝わらず、またコストや時間もかかっていました。
しかし今では、soeasy buddyに投稿するだけで、すぐに全店の現場に共有することが出来ます。
今まで社⻑は現場から遠い存在でしたが、先日は社⻑の訓示を動画でsoeasy buddyに投稿して発信しました。これには非常に効果を感じています。
言葉にして伝えることが難しいことを、写真や動画を使うことで、より正確に伝えられるようになりました。
ぱっと写真を撮って簡単にコメントを書くだけですむので、手間も少なく、頑張って文章を考えるよりも時間も削減されています。
また、どこでもスマホで手軽にアクセスできるようになったため、隙間時間で情報共有が出来るようになり、そういった意味でも効率化されました。
外国人スタッフの方の中には、日本語が苦手な方もいて、動画の内容が十分に伝わっていないこともありました。しかし日本語以外の言語で字幕をつけたりすることは難しく、今までは打つ手がない状況でした。
しかし、soeasy buddyの自動字幕生成機能と自動翻訳機能を使うことで、日本語が苦手な方にも、動画の内容が伝わるようになりました。外国人スタッフの皆さんが、動画をしっかり見てもらえるようになったのは、大きな変化です。
4月に社⻑が変わって訓示を流した際にも、同じ様に翻訳機能を使って見て頂きました。今までこういうものは絶対に伝えることが出来ませんでしたので、大きな違いです。これは造り手として非常に魅力的な機能です!
今まで動画を閲覧している人の数を把握することが出来ていませんでしたが、soeasy buddyでは、この動画は見られている、この動画が見られていないというのが分かるようなりました。これにより、今後の動画づくりに参考にすることが出来ます。
soeasy buddyを導入することで、社内のコミュニケーションの場所が一つ増えるのは大きいと思っています。飲み会に行かないような風潮が強くなってきて、社内のコミュニケーションを取るのが難しくなっていると感じています。
その中でsoeasy buddyを通して、コメントしあったり、お互いの仕事を見れたりすることで、刺激になって高めあうことも出来る。あいつが頑張っているなら俺も頑張ろう、といったような形です。
今まで店舗内や地区内のコミュニケーションはLINEが使われていました。しかしLINEと違って、社内のオフィシャルなツールとして、プライベートとの区別がつくのも良い点だと考えています。
新型コロナウイルスの影響もあり、今後は動画を使って社内のスタディサプリのような形で、研修を動画で出来ないかであったり、新卒の研修を動画を活用しながら進めて行けないかというのを検討しています。